TOKAI SUMMIT FINAL 東海地区屈指の夏の大型野外フェス

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2007年、東海地区屈指の夏の大型野外フェスとして開催された「TOKAI SUMMIT」が今年で10周年を迎え、「TOKAI SUMMIT FINAL -10th Anniversary-」として、7月30日(土)、31日(日)三重・ナガシマスパーランド芝生広場野外特設ステージにて開催される。
フェス10周年の節目を迎えながら、タイトルに入った“FINAL”の真意とは――? オーガナイザーであるSEAMOが「TOKAI SUMMIT」への思いを、真摯に語ってくれたスペシャルインタビューをお届けします。

インタビュー・文/東條祥恵

ここまで存続させられたのは奇跡だと言われた「TOKAI SUMMIT」

――ずっとずっとコンティニューした結果、「TOKAI SUMMIT」は今年で10周年の節目を迎えての開催となりました。

「10年前、東海地区には大きな野外フェスというものが何もない状態でした。でも、今では毎年夏が来れば東海地区の人たちは今年もやってきたなということで“TOKAI SUMMIT”というワードがアイコン化するまで、みなさんの中に定着しました」


――それなのに「TOKAI SUMMIT」は今回で本当に FINALなんでしょうか。

「はい。お客さんからも、これは本当にありがたい話なんですけど“なんでやめるの?”とすごく悲しがってくれてるんです」


――やめようと思った理由を聞かせてもらえますか?

「そもそも僕たちのフェスがこうして10年も続いてること自体“奇跡だ”ってよく周りの人に言われていたんです。東海地区のアーティストにスポットライトが当たるよう、僕らの周りにいるアーティストを中心に置きながら、ヒップホップ、R&Bをはじめとしたブラックミュージック。そういう趣のあるアーティストばかりを集めて成立させたフェスは、全国的に見ても今までなかったですし。それを、メジャー企業がスポンサーについてるわけでもないのに、ここまで存続させられたのは奇跡だ、誰も真似できないってことで僕たちはこれまで胸を張ってやってきたわけです。でも、時代の流れの中で、例えばお客さんたちが観たいと思っている、今、人気のある若いアーティストが僕と大の仲良しかといったら、そうではない。TOKAI SUMMITをこの先存続させるために、自分たちが意図しない、もしくは僕と関係性が薄いアーティストをどんどん入れてやっていく方法もあるんですが、それをやることで僕らの発言に説得力が持てなくなるのはどうなのかという意味で、年々感じるものもあって。そういうギャップが生じてくるのなら、僕たちが一番いい形でやれてるときに閉じるのもいいのかなと。それが、10周年というのはすごくいいタイミングだと思いましたし。今回、最後は華やかに2daysでやるんですけど、そこで僕らの集大成的なものを見せて。“僕たちは最後まで自分たちのスローガンを押し通したフェスをやったんだぞ”というところで幕を閉じて、ひとまず“TOKAI SUMMIT”というブランドはここでFINALにすることにしたんです」


FINALに相応しい人たちが集まってくれて良かったと心から思っています

「TOKAI SUMMIT」の発起人としてのSEAMOさんならではの潔さを感じさせる幕引きですね。では、FINALとなった今回のランナップのこだわりを教えてください。

「僕の中では今回ヒップホップ、R&Bにスポットを当てながら、その歴史を作った3世代の人たちが出てくれてるという意識なんですよ。僕たちのお客さんは僕らが憧れてたアーティストのライブは見たことがない。でも、僕たちは自信を持って彼らをみなさんに紹介できる。なぜなら、僕たちが憧れてたアーティストだからスゲェに決まってるでしょ?ということなんです。例えば、去年に続き今年も出演してくれるRHYMESTER」


――RHYMESTERはいわばヒップホップ界のレジェンド的な、大人世代を代表するアーティスト。

「そんな僕らの先輩を、また見せることができるのは嬉しいですし。逆に、僕たちを見て育った若い世代。例えば、Da-iCEはTOKAI SUMMITのオーディションを受けて、恥ずかしながら僕たちがそこで落としていたアーティストなんですね。これは本人たちにも言ってますけど、当時はパフォーマンスもへなちょこだったんです(笑)。なんですけど、そこから彼らはどんどん成長して今年も出てくれる。RHYMESTERがベテラン世代、僕たちがミドル世代だとすると、Da-iCEはフレッシュな若手世代。そういう音楽の歴史を作った3世代の人たちが揃いつつ。そこに、今まで出てくれたHOME MADE家族やnobodyknows+。また、メジャーデビュー前からTOKAI SUMMITに出ていて人気者になったソナーポケットのような東海地区に縁のあるアーティストも出てくれて。そして、今回はさらに、これまでずっと口説いてきたけど口説き落とせなかった大物たちの初登場が加わります」


――RIP SLYMEはまさにそうですよね?

「ええ。彼らほど人気者になるとなかなかスケジュールが押さえられなかったんですが、今回満を持して出てくれることになりました」


――そして、東海地区からはあのAK-69が初参戦。

「東海のアンダーグラウンドから全国的な知名度を得て、今やメインストリームに躍り出たAK-69が『TOKAI SUMMITが今年最後なら出たい』と言ってくださったんです。ヒップホップでありながらもポップミュージック寄りな僕らがAK-69と一緒の並びで出るのは、僕たちとしては胸が熱くなる感じなんですね。そういうものも含め、本当にFINALに相応しい人たちが集まってくれて良かったと心から思っています」


“TOKAI SUMMIT良かったな”と
みんなの心の中で伝説になるようなものを残したい

――SEAMOさんはどんな気持ちで最後の「TOKAI SUMMIT」のステージに挑もうと思ってますか?

「今まで僕はどこに自分が出たいというようなワガママは言ってこなかったんですけど、頑張って素晴らしいものを見せるので、今年はフェスの最初と最後を僕が締めさてもらおうと思ってます。最初に僕が出て『今からTOKAI SUMMITのFINALが始まるよ』ということと、最後に『TOKAI SUMMITの10年が幕を閉じます』ということを自分の言葉を添え、それを音楽ライブで届けて、これが最後なんだという説得力を出したいなと思ってます。そうして、すべてが終わった後“TOKAI SUMMIT良かったな”とみんなの心の中で伝説になるようなフェスであったり、『TOKAI SUMMIT 10年目の最後のSEAMOのライブは忘れられないよ』と言ってもらえるようなものを残したいと思います」


――では、最後にSEAMOさんからみなさんにメッセージをお願いします。

「みんなすごくライブが上手な人たちばかりなので、何の前知識がなくても曲を知らなくても楽しめるので、初めての方も安心して遊びに来て下さい。それから、昔はTOKAI SUMMITに行ってたけど大人になるにつれてお仕事や家庭のことで来られなくなった人たちにも、このFINALはもう一度足を運んで欲しいです。そういう方にはTOKAI SUMMITの歴史、こんなに成長したというものがお見せできると思うんで、最後のステージをその目に焼き付けていただきたいと思います」


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